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第87回都市対抗野球大会 近畿地区第2次予選 第3代表決定

こんにちは !! 副団長の石渡です。

第87回都市対抗野球大会 近畿地区第二次予選が5/27より始まり、NTT西日本硬式野球部は2年連続27回目の本戦出場を第3代表として決めてくれました!!
前回のブログの続きとしまして、第1代表決定戦からの振り返りをしていきたいと思います。

2回戦、3回戦と見事勝利したNTT西日本は第1代表決定戦に駒を進めました。この日の先発投手はエース吉元投手!! 絶大なる信頼と安定感抜群の我らが誇るエースにこの大一番を託しました。

相手はスポニチ大会で優勝し既に日本選手権の出場権を獲得している強敵《日本新薬様》です。金曜日18時からの試合とあり、社員の皆様が2000人以上も京セラドームに駆けつけて頂き、応援スタンドから選手たちに最高の声援を送って頂きました。

いつも思うのですが、どこのチームよりも選手の横断幕が多いのが我々応援スタンドの特徴であります。本当に職場の皆さんは選手を愛し、心の底から選手を応援してくださっているのだと感じ、選手達は幸せな環境で思い切って野球が出来ているんだな、と再確認した試合でもありました。「打て!」「頑張れ!」などのプラカードを自前で用意して声援を送っていらっしゃる方もいらして、応援の気合を感じました。

試合の結果は4-1と悔しい敗戦となりましたが、この日も応援スタンドの皆様には最後まで沢山のご声援を頂き、第2代表決定戦へ選手達を後押し出来たかと思います!! 京セラドームでの絶大なるご声援ありがとうございました!

続くは第2代表決定戦です。相手は《三菱重工神戸・高砂様》です。3回戦では勝利することが出来ましたが、決して油断出来る相手ではありません。爆発力のある打線で気の抜けない強敵です!

この日の先発は中1日の登板となります、吉元投手です!! 前回の悔しい敗戦から気持ちを切り替え、全員でこの試合に挑みます!! 何が何でも勝つ!!

この日から近畿地方は梅雨入りでしたが、そのジメジメ感を吹き飛ばすようなシートノック時の選手達の爽快なかけ声で応援スタンドも一気に応援モードに入ります! この日は日曜日ということもあり、平日に応援に来られない社員の皆様も沢山応援に駆けつけて頂き、NTT西日本の第2代表決定を後押しして頂きました。

試合の結果は残念ながら2-10と敗戦となりました。このような試合展開で、応援スタンドとしてどうすれば最もベストな声援を送ることができるのか、どうやって相手の流れを止める応援が出来るか、メンタル面も含め応援団の未熟さを痛感しました。この敗戦は応援団としても課題が多く見つけることが出来た試合であり、まだまだ成長しなければ野球部を勝たせることができないと思う試合となりました。この日も多くのご声援ありがとうございました。

さぁこのまま負け続けるわけにはいかない!! と第3代表決定戦へ挑みます! 相手は手の内を知り尽くす宿敵《大阪ガス様》です。昨年、都市対抗野球大会にて準優勝した名実ともに素晴らしい対戦相手です! このチームを倒さない限り本戦への道はない!! と強い気持ちで試合に挑みました!!

この日の先発投手は吉川投手!! スタミナがあり三振も取れる先発型の投手です。入社1年目には新人ながら先発の一角を担っていた投手です。しかし、2年目以降はなかなか本来の調子を取り戻せず、登板も少なくなってしまい、沢山もがいた苦労人です。その吉川投手、今年は、リリーフも務めながらドンドンと本来の調子を取り戻し、この日の先発を任されました! チーム一丸で吉川投手を支えようとする固い守り、それに答えようと力投する吉川投手を見ていると応援しているこちらが、感動し胸を打たれました。

また、今シーズン、ノリにノリまくっており、本大会5割超えの仮谷選手が全得点でホームベースを踏む活躍を見せました。間違いなくチームの起爆剤となる若い選手です!! 今後も仮谷選手の活躍にご注目ください!

そして、長田選手がスクイズを見事決め、更にキャプテン梅津選手が2度のタイムリーを放ちました! 若手がチャンスを作り、キャプテン、副キャプテンが帰すという非常にいい流れで得点を積み重ねました。吉川投手も5回以降2塁を踏ませない素晴らしい投球でNTT西日本の流れを相手に渡しません!

そしてついに!!!
見事、完封勝利で第3代表権をもぎ取りました!(吉川投手社会人初の完封勝利)

選手達がマウンドに駆け寄り抱き合います。それを祝すように大量の紙テープが舞い、惜しみない拍手がスタンドから送られます。この瞬間が堪らなく好きです。これが社会人野球の醍醐味ではないかと私は思います。

日頃の厳しい練習に耐え抜き、負けられない試合が続く中、選手達は本当によくやってくれました。それを物語るように試合後の選手達のほっとした笑顔が素敵でした。

また試合後に選手と話す機会がありましたが、グランド上では応援スタンドの声や音楽などが選手にもちゃんと届いていると嬉しい言葉も頂けました。間違いなく応援スタンドの皆様の声援は選手達に届き、後押しとなっているのだと感じました。

しかし、これはまだ始まりであり、やっと舞台に立ったに過ぎません。我々の目標は本戦でのベスト4以上……そして全国制覇!!

これを果たすべく硬式野球部は翌日から準備に入るようです! 応援団もしっかりと振り返りを行い、もっともっと素晴らしい応援が出来る準備を行います。

昨年、応援賞の最優秀賞を頂きましたが、硬式野球部が日本一になるまで我々の応援は日本一ではありません。我々はさらに精進し、東京ドームで選手達へ最大の後押しとなるようスタンドの皆様をリードさせて頂きます。

今後とも硬式野球部への絶大なるご声援、ご支援の程、よろしくお願いします!!

では東京ドームでお会いしましょう!!

押忍!!