第45回日本選手権 ベスト8!

こんにちは。リーダーの三坂です。今回は「第45回日本選手権」について、結果を御報告させて頂きます。

2戦目(10/30(水))、昨年の都市対抗予選(東京地区)でNTT東日本を破った強豪・鷺宮製作所様を相手に、初回から1点を取られるも、打っては若手が作ったチャンスをベテラン勢含めチーム一丸となって得点につなげ5回6回に逆転、投げては先発・濱崎投手から始まる大安定の投手リレーで繋ぎ最後は吉元投手が8回9回を抑え、3-2と競り勝ちベスト8進出となりました! 応援団としても、独特の威圧感がある相手応援に負けるまいと、マイク・舞台・演奏で必死にスタンドを盛り上げ、選手の勝利を後押ししました!

迎えた準々決勝(11/2(土))、対戦相手は今年の都市対抗優勝チームであるJFE東日本様を逆転劇の末に下した大阪ガス様。ベスト8止まりの殻を破りたい、そして、同じ近畿地区の相手に負けたくない、絶対に勝つという強い気持ちを持って挑みました。

先発投手は大江! 新人離れした肝っ玉とキレキレのストレートで何度もチームを勝利に導いてきた選手です。本試合も先頭打者を相手に球速150kmを記録するなど、安定感抜群の立ち上がりを見せ、三振の山を築きます。正直、神がかっていると言っても過言ではない程の好調でした。一方、リードする辻本捕手は、矢のように鋭い2塁への好送球で相手走者の足を封じ込めます。点を取られる気が全くしない守備回が続きます。

一方、攻撃回では、相手のワイルドピッチという運も味方し、センター前ヒットで出塁していた中村選手が本塁へ帰ってきて3回裏に先制しました。

6回までノーヒットと完璧に相手を封じ込めた好調のバッテリーを7回表に不運が襲いました。本試合で初めて許したヒットがピッチャー強襲となってしまい、大江投手の足に直撃、倒れたまま動けなくなってしまいました……。相手応援席の配慮もあり、会場全体が静寂に包まれるなか、全員が息をつめてマウンドを見つめます。タンカーが運ばれてくるタイミングで起き上がり、治療を受けるためにベンチへ向けて自分の足で歩き始めたことから、骨折等の重症には至っていなさそうだという安堵感で応援団全員が胸をなでおろしました。会場からは敵味方問わず割れんばかりの拍手が大江投手に送られました。

しかしながら、続投は叶いませんでした。その後、後続が相手打撃陣に捕まってしまい、そのまま同点、続く8回に負け越しの2点を奪われてしまいました。

そして、最終回の攻撃。逆転サヨナラ劇を演ずるべく、回のはじめからスタンド総立ちでの全力応援を選手に届けます。そんな中、副キャプテン・濱田選手がヒットで出塁、日下部選手もヒットで続き、若手の活躍でランナー1、2塁とチャンスが拡大! 何とか後1本をと、声を枯らしながらダイナミックファイターズを歌う中、山田選手もボールに食らいつき、フルカウントまで粘るも、最後は空振り三振でゲームセット。1-3での惜敗となりました。

敗北したとはいえ、最後まで逆転勝利を信じて応援するスタンドの一体感は素晴らしかったです。会場まで足を運んで頂いた上、全力応援をして頂いた皆様には感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

さて、NTT西日本硬式野球部は、本試合にて今シーズンの活動を終わります。来シーズンはオリンピックイヤーであり、夏の日本選手権、秋の都市対抗と順番が入れ替わるため、まずは日本選手権本戦出場を目標に、各地のJABA大会で優勝を目指すこととなります。来シーズンも引き続き応援をよろしくお願い致します!

そして、NTT西日本は硬式野球部だけではありません。

陸上競技部は、11/17(日)に行われる、ニューイヤー駅伝出場をかけた「第62回関西実業団対抗駅伝競走大会(龍神駅伝)」に出場します。去年、同大会でNTT西日本は優勝してニューイヤー駅伝への切符を真っ先に手に入れました。今年からは海外選手も迎え入れ、ますます強くなった陸上競技部への応援もよろしくお願い致します!

ソフトテニス部は、12/5(木)~8(日)に行われる「第37回ソフトテニス日本リーグ」に出場します。「優勝して当然」とまで言われてしまうプレッシャーの中、選手は必死に戦います。日本でも屈指の強さを誇る常勝軍団への応援もよろしくお願い致します!