こんにちは! リーダー・藤田です。今回は、令和元年9月15日に開催されました、MGCについてご報告いたします。
そもそも、MGCとは何でしょう。
正式名称は、
マラソングランドチャンピオンシップ
兼 東京2020オリンピック日本代表選考競技会
兼 第103回日本陸上競技選手権大会
との事でして、名前の通り、東京2020オリンピックの選考レースです。
本レースで2位以内の選手がオリンピック出場選手として内定いたします。そのような名誉あるマラソンレースに何故我々が赴いたかというと・・・
NTT西日本所属・竹ノ内選手の応援の為です。この竹ノ内選手、2017年の福岡国際マラソンにて、本レースの出場権をしっかりと獲得しておりました。
それなのに・・・ 事前の報道番組等で取り上げられた回数は皆無。地元・関西の新聞ですこーし名前が出たくらいでした。そんな、世間からの注目度の低さを覆すべく、会社から約100名の大応援団が一路東京へと向かったのであります。
さて、話は少し過去にさかのぼります。都市対抗野球が落ち着き、本大会への応援の検討をしている時、我々に衝撃な情報が入りました。
「社名を掲示した応援グッズ及び服装の使用禁止」
・・・
・・・・・・
なんですと??
これはかなりピンチです。我々の陸上応援における三種の神器である
「社名入りのぼり」
「社名・個人名入りの横断幕」
「ユニフォーム」
が使えなくなり、今までと全く違う応援スタイルを構築しなければなりませんでした。
絶望に打ちひしがれていた我々の前に、一縷の希望が舞い降りました。それは、会社による「タオルマフラー」の準備でした。竹ノ内選手の座右の銘「雑草魂」が印字されたNTTブルーのタオル。「これがあればいける!」と確信した我々は急ピッチで応援準備を行うのでした。
さて、応援当日の話に戻ります。
当日、我々応援団は2班に分かれ、応援することとしました。
1班:一番人気の観戦ポイント:日本橋(20キロ・28キロ地点)での応援
2班:後半の山場である急坂への入り口:飯田橋(6キロ・36キロ)での応援
応援グッズは
「竹ノ内マフラー」
「竹ノ内ネームボード」
これらを駆使して「声援+視覚的応援」を実施することとしておりました。準備万端で持ち場に分かれ、スタートの号砲を待ちました。
レースの展開ですが、まずはホンダ様の設楽選手が飛び出し、大逃げを打つ形となりました。我が竹ノ内選手はと言いますと・・・ その他有力選手と同じ2位集団をキープ。まずは快調な出だしを切ることが出来ました。
5キロ・・・
10キロ・・・
と距離を重ねていくうちに、上位集団は、独走状態の設楽選手、2番手集団、3番手集団と3つの集団に分かれてきだしました。我が竹ノ内選手は、3番手集団にて上位へ必死に食らいつく形で、我々の待つ20キロ地点へと差し掛かりました。
NTT西日本関係者・応援団による
「竹ノ内ー!!!」
「よしきー!!!」
の必死な声援が飛び交うその時でした。我々の「竹ノ内ネームボード」を指さして、大きくうなずく竹ノ内選手の姿を我々は見逃しませんでした。
「いけるぞ!!!」そう信じた我々は日本橋のポイント通過後、すぐに飯田橋へと移動を開始。その飯田橋にて目にした光景は・・・ 2番手集団を先頭で引っ張る竹ノ内選手の姿でした。
「いけー!!!」
応援にも熱が入るのは、言うまでもありません。その後、残り5キロ地点にて設楽選手を飲み込んだ集団は最後の坂道にて雌雄を決すこととなりました。先頭が入れ替わり立ち代わりする中、スパートをかけたのは・・・
富士通様の中村選手でした。竹ノ内選手は必死の形相で食らいつくも、差は広がるばかり・・・
無念。ここまで・・・
結果は
1位:中村匠吾選手(富士通様)
2位:服部優馬選手(トヨタ自動車様)
6位:竹ノ内佳樹選手(NTT西日本)
東京オリンピックを決める一発勝負。そんな極限のレースで、一時は首位にも立ち、我々に夢を見させてくれた竹ノ内選手。本当にありがとうございました。また、本当にお疲れさまでした。
さて、本レースで東京オリンピックの出場権を獲得できなかった竹ノ内選手。残り1枠を獲りに行くのかどうかはわかりません。しかし、どのような目標を立てたとしても、我々は全力でNTT西日本・竹ノ内佳樹選手を応援します。
また、MGCを皮切りにスポーツの秋が始まります。
9月:全日本実業団対抗陸上選手権大会(陸上部)
10月:社会人野球日本選手権(野球部)
11月:関西実業団対抗駅伝競走大会(龍神駅伝・ニューイヤー駅伝予選)
我々NTT西日本応援団は、しっかりとNTT西日本シンボルチームを応援していきます!! 最後までご高覧いただきましてありがとうございました。これからもNTT西日本応援団をよろしくお願いいたします。
押忍!!